みちしるべ2

元トヨタ期間工の世界一周旅行記、他

10日目 第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)宿坊2

10日目は民宿いくみからスタート。今日は第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)を納めます。

民宿いくみ

民宿いくみから、最御崎寺めざし国道55号線を歩きます。「この先、自動販売機がなくなるんで水の補給はしっかりしといた方がいいよ。佛海庵(ぶっかいあん)の先のこの店を最後にしばらくは店もなくなるから・・・。」と、民宿のご主人。水筒にお茶を入れてもらって、いざスタート。

東洋大師 太平洋

30分ほどで明徳寺(東洋大師)前を追加。太平洋を左手にひたすら55号線を歩きます。この日は天気も良くてとても暑かった。「高知は距離こそ長いが、道は平坦で歩きやすい。修行の道場と言われているけど大したことないよ。」って、涼しい春先ならそうかもしれないけど、この時期はやっぱり修行の道場だ。水筒の水はミルミルうちに減っていく。この先、自販機がないって言ってたっけ。ヤバイ!・・・と、思った矢先に自販機!あるじゃないか!炭酸ジュースを一気に飲み干し、500mlのお茶を水筒に補充して歩きます。しかしこの日は本当に暑かった。

佛海庵 みかど食堂の親子丼

午前10時、佛海庵(ぶっかいあん)前を通過。1時間ほど歩くと佐喜浜の町中へ。ここのみかど食堂でお昼をいただきます。「ここんところ、うどんばかりだなぁ~」と思い、親子丼を注文する。ここの近くのスーパーを最後にしばらくお店がなくなるって言ってたなあ。あっ!ここから自販機もなくなるのか!?食堂でお水を補充してもらい再び歩き出す。

夫婦岩

12時30分、夫婦岩を通過。少し海岸に下った所の休憩所で若いお遍路さんが休憩中だ。今日、見かけた唯一の歩き遍路でした。あそこまで下りるのか?・・・やめとこ。お昼休憩したばかりの僕は休むことなく歩く。

アスファルトの道路は日光を遮る物は何もなく灼熱地獄。午後からさらに気温はあがり、体感温度は40度は越えて45度だー!水筒、一つじゃ足りないよ~。途中、自動販売機でペットボトルを2つ購入。ひとつは水筒に、もうひとつは手に持って歩いた。民宿のご主人が自販機なくなると言ってたけれど、そんな事はなく、結構あるじゃないか。なったら熱中症になってるよ。

青年大師像

何度かお茶を買い足して歩くこと3時間。見えました!お大師様~!室戸の青年大師像です。すぐ横に黄金に光る釈迦涅槃像もあるのですが・・・よく見えない。ちょっと寄って見て行こうかと思ったら入館料がいるとの事。・・・ケッチってしまった。あきらめて御蔵洞(みくろど)へと向います。

御蔵洞1 御蔵洞2 御蔵洞

午後3時15分、御蔵洞に到着。弘法大師が求聞持法の修行をおこなったとされる洞窟です。また、この地で空海と改名されたと言われています。ここまでくれば本日のゴール、最御崎寺まではもう少し。



最御崎寺山門 最御崎寺多宝塔 最御崎寺鐘楼 最御崎寺鐘石

しかし簡単には終わらせてはくれないのが四国遍路。ここから急な登り坂を登らされて、午後3時50分に最御崎寺に到着です。今日はここの宿坊にお世話になります。参拝を終えて宿坊に・・・。


最御崎寺宿坊の夕食 最御崎寺宿坊の菅直人写真 最御崎寺宿坊の菅直人色紙

ここの宿坊はユース・ホステルとなっていて完全にホテル。宿泊客は僕ひとり。大浴場があるみたいだけど(?だぶん)「こちらを使ってください。」と、小さい風呂に案内された。食事は「かつおのタタキ」高知らしいメニューです。おいしくいただき、館内を探索していると、菅直人さんの写真と色紙を発見しました。「菅さんは、2、3度は来られていますよ。家族連れでもいらっしゃいました。」との事。ここまでは来てたんだ。

今日は人に出会うことなく一人旅。二日ががりで室戸岬を攻略です。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

四国遍路 8日目 第22番札所平等寺(びょうどうじ)、第23番札所薬王寺(やくおうじ)、薬師会館


8日目は坂口屋から第22番札所平等寺(びょうどうじ)と阿波最後の札所、第23番札所薬王寺(やくおうじ)を納めます。



今日は坂口屋からスタート。朝食を終えていざ出発! しばらく歩くと後ろからクラクションが。宿が一緒だった車遍路の男性でした。



平等寺山門 平等寺本堂 平等寺本堂からの展望

約2時間ほどで平等寺に到着。階段には厄除け祈願のお賽銭が。



平等寺本堂天井画



本堂内の天井画は一見の価値あり。平等寺を納めて次が阿波最後の札所薬王寺です。



逆杉 逆杉 美波町



月夜御水庵(つきよおみずあん)の逆杉(さかさすぎ)を通り美波町に入ります。NHKの朝ドラ「ウェルかめ」の舞台地です。どれほど歩いたのか? お昼を過ぎた頃についに見えました!




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四国遍路 7日目 第20番札所鶴林寺(かくりんじ)、第21番札所太龍寺(たいりゅうじ)、坂口屋


7日目は立江寺の宿坊からのスタート。第20番札所鶴林寺(かくりんじ)と第21番札所太龍寺(たいりゅうじ)を納めます。



朝の勤行。その後食事をいただき宿坊をスタート。少し前に3人組のおばちゃんお遍路はスタートしていた。この3人組意外と歩くのが早い。いったん追い付いたがトイレに寄ってる間に追い抜かれた。なかなか追い付けない。やっとローソンで追いついた。「若い人は歩くの早いね」って、一緒のペースで歩いて来たじゃないか!! 鶴林寺は山寺で登り始めると店がない。ここで、おにぎりを2個買ってこれが今日の昼飯です。おばちゃん達はここで休憩。僕は休まず歩きます。少し雨も降ってきた。



鶴林寺への道しるべ 水呑大師



鶴林寺登山口に着いた所で車からひとりのお遍路さんが降りてきた。この人は・・・ 鱗楼まで一緒だったCさんではないか!! 昨日はここ登山口近くのバス停まで歩き、バスの時刻表を確認して旅館の人に迎えに来てもらったそうだ。そして今日はここまで送ってもらったところらしい。



見たところカッパを着て雨対策もバッチリのCさん。これくらいの小雨ならカッパは着ない方がいいんだけど。カッパ着ると蒸れるんだよなあ。と、思いつつ。何事も経験だ! 何もアドバイスはせずに一緒の登り出しました。半分ほど行ったところで案の定、Cさん汗ダクダクに。「少し休んで行くからお先にどうぞ」とCさん。




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四国遍路 6日目 第17番札所井戸寺(いどじ)~第19番札所立江寺(たつえじ)宿坊


6日目は鱗楼からスタート。第17番札所井戸寺(いどじ)から第19番札所立江寺(たつえじ)までを納めます。



別格も回ってる小田原のMさんとは、別格2番の童学寺(どうがくじ)へ行くと言う事でここでお別れです。旅館の前で記念撮影をして納め札を交換しました。「写真できたら送るね。」と、Mさん。ご夫婦お遍路と健脚のBさんは先に出たらしい。Cさんとも別行動で歩くことに。



井戸寺山門 井戸寺境内 井戸寺面影の井戸



井戸寺には約30分ほどで到着。ここでみんなが合流します。このお寺にある、弘法大師が一夜のうちに掘った伝説の井戸「面影の井戸」。先に参拝を済ませていたご夫婦お遍路に「この井戸がそうですよ。」と教えてあげると、「よく勉強してますね。」と言われた。「倉敷のラジオ番組できくへんろという番組があって、そのホームページで各札所のガイドを聞けますよ。もしよかったらチェックしてみて下さい。」と教えてあげた。このご夫婦、区切り打ちで今日、帰るそうだ。そういえば焼山寺でも老夫婦のお遍路に会ったっけ。元気かな? 井戸寺を納めて次は第18番札所恩山寺(おんざんじ)です。ここからしばらくはBさんと一緒に歩きました。




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5日目 第13番札所大日寺(だいにちじ)~第16番札所観音寺(かんおんじ)、鱗楼


5日目は桜屋旅館からスタート。一緒に泊まった二人のお遍路さんと一緒に第13番札所大日寺(だいにちじ)から第16番札所観音寺(かんおんじ)までを納めます。



桜屋旅館で一緒になったお遍路さんは、いずれも60代半ばの大先輩です。ひとりは神奈川県小田原市からのMさん、結願(けちがん)3回、歩きでは2回目のお遍路で今回は別格も回っているのだとか。もうひとりの方Cさんは初めてのお遍路で区切り打ち。来週の月曜日には帰えるとの事。



宿を出て午前中はひたすら歩きです。途中、休憩を取りながら鮎喰川(あくいがわ)沿いを歩きます。川の水がとてもきれいで川の底まで見ることができます。



「今日の宿は取った?」と小田原のMさん

「僕は鱗楼に泊まろうかと。」

「私は大日寺の宿坊に予約してます。」とCさん

「大日寺だったら午前中で終わっちゃうよ。Cさんの足なら十分観音寺までは行けるよ。」



Cさんは、一日20km前後で旅行会社にプランを立ててもらったらしい。時間を見つけての区切り打ち。「70歳までには結願したい。」と、出来るだけ先に進んでおきたいみたいだ。



「まだまだ、自分のペースがつかめなくて・・・。」

「今日観音寺まで行くと、明日は立江寺(たつえじ)までいけるから、最終日は鶴林寺(かくりんじ)を打って鶴林寺の下までバスが来てるので、それに乗って徳島まで戻ればその日のうちに帰るよ。」



さすが、お遍路3週目のMさん、新しいプランを提案しちゃいました。よって、Cさんは大日寺の予約をキャンセル。3人一緒の宿、鱗楼に泊まることになりました。




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