昨日で甲州道中の旅は終わり、本日は前回の中山道の旅で走れなかった区間を走ろうと思います。下諏訪宿から塩名田宿までの約48km。だがもし、朝から雨が降っていたら走るのをやめて帰るつもりだったが、雨も上がり何とか走れそうだ。これでやっと中山道も走破できる。



下諏訪宿周辺

下諏訪宿周辺



(1)本日は走る距離も短いので朝はゆっくりできた。ホテルで朝食を食べ午前7時半にホテルを出る。岡谷街道を走って中山道へ。



岡谷道追分の道標



(2)7:41 岡谷道追分で中山道に合流。追分には「右中仙道 左いなみち」の道しるべがありました。昨年の中山道の旅では一気に坂を下り見逃してしまっていた。中山道は塩尻峠から下諏訪宿へ向って下っている。ここいらから平坦な道になる。少し先の三叉路を中山道は右に行くが、そのまま国道20号に出た。国道を走り下諏訪宿へ。




諏訪大社下社秋宮 秋宮の手水舎



(3)7:58 諏訪大社下社秋宮に到着。前回の旅では春宮のみで秋宮には参拝していなかった。まだ朝も早いがすでに多くの参拝者が見られる。下諏訪宿は宿場町の風情が多く残り温泉場としても人気がある。



青銅製では日本一の狛犬 秋宮の神楽殿 秋宮の拝幣殿



鳥居をくぐると中央に立派は神楽殿がある。狛犬は青銅製では日本一の大きさだとか。拝幣殿、神楽殿ともに国の重要文化財です。



諏訪大社下社春宮 春宮の境内



(4)8:23 宿場町を抜け諏訪大社下社春宮へ。まずは万治の石仏を見よう思い、鳥居をくぐってすぐの左の細い道を歩く。その先には砥川が流れていて、自然との調和が美しい景色が広がっている。



浮島神社への横道 砥川の浮島神社 鉄製の朱色の橋



砥川の中央が島になっていて小さな祠がありました。島には朱色の橋が架けられていて風情を感じるが・・・ 近くに行くと橋は鉄製でガッガリでした。橋を渡り先へ進むと万治の石仏だ。



万治の石仏



(5)8:35 万治の石仏。半球状の自然石の上に頭がのったユニークな石仏です。前回の旅でも訪れていたが、何度も見たくなる不思議な魅力を感じます。岡本太郎も絶賛したとか。



春宮の拝殿 春宮の神楽殿



諏訪大社下社春宮に戻ってご参拝。さて、少しゆっくりし過ぎました。次は和田峠が控えている。天気予報では昼頃から雨が降るみたいで、降りだす前に峠を越えておきたい。少し急ぐことにした。



和田峠への分かれ道



(6)8:51 前回引き返した和田峠への分かれ道。前回の旅では、自転車がパンクしてその修理で遅れてしまい、下諏訪駅から岩村田駅までは輪行ワープしてしまいました。この先、登ったところで国道142号に出る。しばらくは舗装路を走る。



和田峠

和田峠



木落とし坂 樋橋茶屋跡



(7)木落とし坂、樋橋(とよはし)茶屋跡。中山道の街道沿いには甲州道中と違って道しるべも多くありました。国道は緩やかに登っている。



和田峠の峠道入口 熊出没の注意書き



10:02 ここまで国道142号を走ってきたが、いよいよ峠の道に入っていく。入口には熊の注意書きがありました。最近、出没したみたいてコワイ。自転車の鈴をチンチンと鳴らしながら峠道を登る。



横は崖で狭い道 険しくなる峠道



この和田峠の峠道が曲者だった。登るにつれ道は険しくなってくる。何度か国道142号に出るが、国道を挟んだ先にはまた峠の道が続いている。和田峠の頂上までは峠の道を歩くこととなった。



五十二里の一里塚 西餅屋茶屋跡の碑



(8)10:20 江戸より五十二里の一里塚跡。この先すぐに国道に出るが、国道を突っ切った先にまた峠の道が伸びている。入ってすぐに西餅屋茶屋跡。ここで雨がポツリポツリ降り出した。やばい! 頂上までまだまだあるぞ!



舗装路と交差し続く道 国道142号線



10:35 国道を突っ切って中山道は続く。国道も中央線のない細い道に変わっていた。峠の道も細くなり険しさを増す。キツイ!



石小屋跡 水呑場



(9)11:14 石小屋跡。雨が時々落ちてくる。辺りには霧が出てきて視界が狭くなる。頂上まではもう少し。



和田峠の頂上近く



和田峠の頂上近く。道の右側の視界が開けて山肌があらわになっていた。下から強い風が吹き上げて、霧が舞い上がり幻想的は光景でした。残念ながら写真では伝わらないな~。頂上はとにかく風が強かった。



和田峠の頂上 和田峠の頂上の石碑



(10)11:30 ようやく和田峠の頂上らしきところに来た。少し広場になっているみたいだが、霧が立ち込め何も見えない。強い風が吹き付けて立っているがやっとだ。石碑が2つ建っていたが、文字が読めない・・・ 何とか写真におさめるのがやっとだ。ここからは広く歩きやすい道になり、しばらく歩くと舗装された道に出るが、道を挟んだ先に峠の道が伸びていた。下りも旧中山道は峠道となる。



中山道のトンネル



(11)道が途切れている。と、思ったら道は直角に左に曲がりトンネルをくぐっていた。トンネルの上には舗装路が走っている。ここまでの下りの道は舗装路と何度か交差ながら伸びていた。広く整備された歩きやすい道で、石畳の道も残っていたりとなかなか楽しませてくれます。



11:50 しばらく歩いて国道142号に出る。この先も中山道は国道から離れて自然道が続く。次ぎの和田宿には12時ごろに着く予定でいたが、かなり遅れてしまっていた。ここで雨も強くなる。やむなく国道を走る事にする。中山道の青色の道しるべがチラチラと目に入るが、見てないふりをして一気に国道を下る。走るにつれ雨が強くなっていった。



和田宿~笠取峠

和田宿~笠取峠手前



12:30 ドシャ降りの雨の中、国道142号を走り和田峠を下る。峠道をあきらめ国道を走って正解だった。和田鍜次足交差点を目標に国道を走ったが通り過ぎてしまう。この先のコンビニで休憩と雨宿りをした。ここでちょっとした事件が・・・ GPSロガーが雨に濡れ壊れてしまった。シャットダウンと起動を繰り返し、ちゃんとGPSのログが取れているかどうか分からない。ビニールでの雨対策をして復活を祈った。雨が少し弱まったら再スタート。



和田宿本陣 和田宿の町並み



(12)12:47 和田宿はコンビニ前の交差点から左に入ってすぐでした。和田宿には旅籠風の建物が多く建ち並び宿場らしい町並みでした。だた、雨が以前降っていて、カメラのレンズが曇り写真がキレイに撮れない。ここからは国道142号を走らず、旧中山道を行く。雨は次第に小降りになる。中山道は田園風景が広がるのどかな田舎の道だった。



青原交差点手前



(13)13:00 雨が止んだ。青原交差点で国道142号に合流する。今日は旅の最終日。ゴールの佐久平駅から愛知まで新幹線で帰らなければならない。時間が予定より遅れている。ここからは国道を走り時間を短縮する事にした。



どうも疲れが溜まっていたようだ。



(14)13:20 国道152号が分かれる長久保交差点から右に入り笠取(かさどり)峠を登る。すぐの長久保横町交差点で左に入れば長久保宿なのだが、そのまま曲がらず行ってしまった。そして、笠取峠を少し登った所で・・・ コケてしまった。



アスファルトの切れ目にタイヤを取られて転倒してしまった。交通量が少なく登りでスピードも出ていなかったので、大事には至らなかったが、もし、下りだったらとゾッとする。しかし、ズボンは血まみれ。完全に心が折れてしまいました。



和田宿~佐久平駅

和田宿~佐久平駅



今日は朝から雨なら走るのをやめて帰るつもりだった。しかし幸か不幸か、雨は止んでいた。旅を強行した結果、和田峠でドシャ降りの雨に打たれ,GPSロガーは壊れ、しまいにはケガまでしてしまった。完全に戦意を消失しまいました。時間も遅れていたので佐久平駅まで国道をそのまま走り旅を終わらせることにした。皮肉にもGPSロガーがここで復活! しかし戦意は戻ることはなかった。



佐久平駅



(15)15:37 佐久平駅に到着。不本意だが、これで中山道の旅も完了としよう。ここから新幹線に乗り愛知へ帰る。東京駅で乗り換えて三河安城駅に着いたのは午後8時頃でした。





注)この記事は甲州道中の自転車旅から帰った後に書いております。




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