ヤンゴンの次はバガンだ。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに世界三大仏教遺跡のひとつと称されるバガン。広い地域にパゴダや寺院などの遺跡が点在しその数3,000以上と云われる。



アウミングラーバスターミナル



バガン行きのバスはヤンゴンの町の外れのアウミングラーバスターミナルから出ている。バスターミナルと言うよりはバス会社の溜まり場といった感じだ。50社以上はあるだろうか? バス会社のオフィスがズラリと並ぶ。同じ会社のオフィスもあるだろうから正確な数は分からない。とにかく多い。



BAGAN MINNのバスオフィス BAGAN MINNのオフィス前



各会社のバスは自社のオフィスの前が発着地点だ。このバスターミナルは行き先別ではなく会社別なのだ。自分の行き先のバスを探すにはバス会社のオフィスを一軒一軒まわらなければならない。英語の表記も少なく、なかなか大変そうである。なので、チケットの手配はゲストハウスにお任せした。無難な選択だ。




バガン行きのバスチケット



バガン行きのバスは「BAGAN MINN」のVIPバスだった。運賃は18,500チャット(約2,100円)です。チケットにはバスの写真が印刷されているが、よくよく見てみると・・・



日本語が書かれたツアーバス



バスのボディには「HAKONE TOZAN(箱根登山)」とペイントされている。結構しっかりと作られたチケットだが、そこは修正しないのね~。町中を走っているクルマもそうだが、日本製を強調するためにワザと日本語の表記を残している感もあります。信頼のメイド、イン、ジャパン!って事ですか。



BAGAN MINNのツアーバス 3列独立シートのVIPバス



バスは午後8時に出発した。バガン行きのバスのシートは3列独立シートでゆったりしています。路線バスと違い、乗客もツーリストが中心でほとんど地元の方は乗っていません。バスの移動は快適でした。が・・・



なぜか到着が朝の4時頃。「バガン!バガン!」と起こされる。バスを降りると、乗客より多いタクシーの運ちゃん達が待ち構えていた。「ホテルはどこだ? ニャウンウーか? ニューバガンか?」「サンライズを見てからホテルまで20ドルだ!」と声を掛けてくる。



バスターミナルからニューバガンまで



バスに一緒に乗ってきた欧米人達はタクシーをシェアして早々に消えていった。気づくと僕一人が残されている。しまった、こういう時、英語力がないと損をする。バガンの宿はニューバガンに予約してあった。バスターミナルから宿までは14キロほどの距離がある。外は暗いし歩いて行くには無理があった。



「ニューバガンまでは20ドルだ!」とタクシーの運ちゃんが吹っかけてくる。さすがにそれは高いと渋っていると「15ドルでいい」と話はついた。タクシーに乗り走り出すと辺りは真っ暗で何も見えない。長い一本の道があるだけのようだった。しばらく走って小さな小屋の前でタクシーが止まる。



バガン遺跡地区への入域料20ドル



「20ドルだよ」とタクシーの運ちゃんが言ってきた。「タクシー代は15ドルのはずだろ!」と、少し押し問答となるが、どうやらバガンの遺跡地区に入るには入域料が20ドル必要らしい。20ドル払うと名刺サイズのチケットをくれた。騙されているんじゃなかろうか?と思ったが、あとで調べてみると本当に入域料の20ドルは必要でした。それにしても高い。



バガンの宿「ミャ ティダー ホテル」には午前5時頃に着いた。チェックインは午後1時からとホテルのロビーで待たされる。どうもバスターミナルに着いたら、バガンの日の出を鑑賞して宿へ行くのが観光の定番らしく、外国人にお金を落とさせる一つのシナリオが出来上がっているようだ。



チェックインまではまだ8時間も時間がある。しばらくロビーで本を読んだり、スマホを弄ったりして時間を潰していたが限界がある。ようやく外も明るくなったので、少しホテルの周りを散歩してみる事にした。



ニューバガンの地図



ニューバガンと言うからには町はそこそこ都会だと思っていた。地図を見る限りではキレイに区画整理がされた作られた町のように見える。しかし外に出てみると・・・



ド田舎町ニューバガン



ドの付く田舎町だった。小さな小屋みたいな店舗が道の両側にポツリポツリと建っている。メイン通りには、それなりにレストランやレンタルバイクなどの店があり人通りもある。どれも観光客向けのようだ。24時間稼動のATMもちゃんとある。



ニューバガンの携帯ショップ



こんな田舎町だけど携帯電話やDVDのショップもありました。ミャンマーでも携帯電話はそれなりに普及していて驚いた。この旅で、これまで描いていた発展途上国と言われる国のイメージはトコトン塗り替えられてしまった。カンボジア、ミャンマーと見てきたが・・・



もうすでに貧困国など存在しないように感じる。貧困に苦しむ人や地域は確かに存在するのだろうが、それはその国の問題であって、その国自体が改善に取り組まなければ解決しない問題なのだろう。我々がどうこうできる問題では無いように思う。いくら募金や援助をしても潤うのは一部の人だけではないだろうか。



レストランに入り食事を済ませてホテルに帰る。すると少し早いがチェックイン出来るとの事だった。ようやくゆっくり出来る。朝早く起こされ少々寝不足ぎみです。バガン観光は明日からにして昼寝して体を休める事にした。さて、明日は頑張ってオールドバガンまで歩いてみるか!





世界一周 87日目【6/02】(ミャンマー・バガン)

タクシー(バスターミナル-ホテル) 14US$

バアン入域料 20US$

チャーハン(昼) 2,500チャット

夕食 1,500チャット

マンダリービール(夕) 1,800チャット

観光マップ 1,000チャット

ミャ ティダー ホテル(3泊分) 39,600チャット

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合計46,400チャット(≒5,300円)+34US$(≒4,100円)





ながらく愛用しておりましたライブドアブログですが更新終了とさせていただきます。なお、以降の記事はWordPress版新ブログにて更新いたします。引き続きよろしくお願いします。

みちしるべ2 元トヨタ期間工の世界一周旅行記、他
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