みちしるべ2

元トヨタ期間工の世界一周旅行記、他

旅行記/歩きで四国遍路/愛媛編

30日目 第52番札所太山寺(たいさんじ)、第53番札所円明寺(えんみょうじ)、コスタブランカ

30日目は道後温泉近くのビジネスホテルさくらからスタート。第52番札所太山寺(たいさんじ)と第53番札所円明寺(えんみょうじ)を納めます。

蓮華寺山門 松山市マンホール

道後温泉を後にして、太山寺を目指しスタート。松山の街中はさけて番外霊場の蓮華寺前を通るコースを選択。歩くこと2時間、太山寺に到着しました。雨は降っても小降り。道は平坦で歩きやすい道中でした。


太山寺二ノ門 太山寺三ノ門 太山寺境内 太山寺大師堂

ここは山門が三つ有り広い境内のお寺です。納経所は二の門を入ってすぐ右にあり、本堂はさらに先にあります。かなり歩かされて本堂に到着。参拝を済ませて境内を写真に撮っていると、おばちゃんに声を掛けられた。

太山寺奥の院 太山寺鐘楼

「あそこに赤い鳥居みたいのが見えるだろう。」
「あれですか。」鐘楼を背にして遠くを見ると赤い鳥居みたいな物が見えた。
「そう、その前に建ってるのが、ここのご本尊の十一面観音像だよ。あそこがここの奥の院になるんだ。」
「へぇ、でも遠そうですね。」
「若い方なら20分ほどで行けると思うよ。」
往復で40分か?ちょっとキツイな。そもそも行く予定もなかったにで次に進む事にした。本堂を後にし納経所へと歩く。おばちゃんも一緒に歩いてきた。「ここは古いお寺でいろんな伝説が残っててね。」とねじれ竹の伝説を教えてもらった。納経所の前でおばちゃんと別れて中に入る。本堂が離れているせいか?そこには監視カメラの映像が写されていた。ハイテクである。ご朱印をもらい次へと向う。

円明寺山門 円明寺本堂と中門 円明寺大師堂円明寺のキリシタン灯ろう

40分ほど歩くと円明寺に到着。ここは前の太山寺とな対象的にコンパクトにまとまったお寺で中央に小さな中門がある。これは門として役目を果たしているのだろうか? 大師堂の横には聖母マリアらしき像が祀られている。キリシタン灯ろう。たしかに十字架にも見えなくもない。太山寺を納めて今日の参拝は終わり。宿へと向う。

そごうマートでパンを買って昼食。今日の宿、コスタブランカを予約する。近くに店がなさそうなので食事付きでと思ったのだが「食事は出来ません」との事。しかたない途中で何か買っていくか。そして、しばらく歩くと海が見えました。瀬戸内海です。ここから本州も見えるのだろうか?今日は曇りで展望はよろしくない。残念です。

瀬戸内海 北条市マンホール

県道347号線を歩く。ここで40代ぐらいのお遍路さんが休んでおられた。どうも太山寺でも会ってたみたいだ。ひたいは汗でグッショリ。相当、暑さにまいってた。

「歩きでお遍路回ってるんですか?暑いですね。」と声を掛けられた。
「はい、もう初めて一ヶ月になりますね。」
「僕は今日が初日なんですよ。もう少しですね。頑張ってください。」
どうやら、お遍路を始めたばかりのようだ。太山寺の近くにはフェリー乗り場がある。九州の方はここから始める人も多いみたいだ。松山-別府の案内看板も見られた。しかし、異常な汗のかき方をしていたな。熱中症にならなければいいが。今日は曇り空。まだ歩きやすい方なのだが・・・。しばらく歩いて養護院前を通過。もう少しで宿だ。マルナカで今日の夕食の買い物をする。

鎌大師入り口の大師像 鎌大師本堂

ここから瀬戸内海と別れ鎌大師へ。ここから少し山を登る。ここからの坂が結構な急坂!下りも直線的で急降下。つま先が痛い!遠回りだが国道を通った方が良かったか? 下ると再び瀬戸内海。そして、今日の宿、コスタブランカに到着。ここは建設関連の会社が社員寮として利用しているみたいで数人の男性が泊まっていた。今日の客は僕ひとり。「5時半に皆さん帰ってくるので、それまでに風呂を済ませてください。」と言われ風呂に入る。5時半過ぎると騒がしくなった。が、午後9時には静かになる。皆さん寝るの早いですのね。

明日は五つの札所を納める予定です。なかなかハードな一日になりそうです。今日で6月が終わり四国遍路もラストスパートです。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

29日目 第47番札所八坂寺(やさかじ)~第51番札所石手寺(いしてじ)、ビジネスホテルさくら

29日目は浄瑠璃寺の門前にある長珍屋からスタート。第47番札所八坂寺(やさかじ)から第51番札所石手寺(いしてじ)までを納めます。宿泊は道後温泉近くのビジネスホテルに泊まります。お遍路は早めに切り上げプチ道後観光です。

旅館長珍屋 長珍屋朝食

今日はいよいよ松山市内へ。昨日の猛暑日から一転、梅雨空が戻ってきました。まだ雨は降ってません。


八坂寺 八坂寺本堂 八坂寺大師堂八坂寺いやさか不動尊

朝7時に旅館を出て、八坂寺に20分ほどで到着。大師堂横の駐車場にはいやさか不動尊像を見ることができます。今日は五つの札所を納める予定です。八坂寺を納めて次へと急ぐ。ここから札所の間が短くなる。

文珠院の大師像2 文珠院 文珠院の大師像 文珠院の大師像3

別格霊場文殊院・・・


札始大師堂杖ノ淵

札始大師堂・・・ 杖ノ淵と通り、


西林寺山門 西林寺本堂と大師堂西林寺境内 西林寺の福授地蔵

第48番札所西林寺(さいりんじ)に到着。なかなか順調だ。


浄土寺山門 浄土寺本堂と大師堂 浄土寺本堂浄土寺仏足石

次に第49番札所浄土寺(じょうどじ)。仏足石ってどこにでもあるんだ~。よく見かけますね。


繁多寺山門 繁多寺本堂 繁多寺鐘楼繁多寺歓喜天堂

次は第50番札所繁多寺(はんたじ)。鐘楼堂天井絵が美しい。ここまで4ヵ寺一気に納め、いよいよ松山市街地へ。

石手寺大師像 石手寺山門 石手寺本堂 石手寺三重塔

12時30分、金色に輝くお大師様が見える。本日最後となる石手寺に到着。ここで雨が降り始めた。「もうすぐ道後温泉なのに。」これ以上、強くならない事を祈りつつ山門をくぐる。参道には数件の売店が立っている。ここから道後温泉はすぐ近く、多くの観光地客と参拝者で賑わっていました。参拝を終えしばらく雨宿りする。今日の宿はビジネスホテルさくらは道後温泉近くの繁華街にあります。雨足が弱まったところでホテルへと歩き出す。

義安寺 マドンナバス 道後温泉 道後温泉2

石手寺を出てすぐの義安寺前を通ったら道後温泉が見える。「千と千尋の神隠し」のモデルとなった建物でアニメから飛び出てきたようだった。日本最古の公衆浴場なのらしい。明治時代からこの一角だけが時間が止まっているようだ。

ここからホテルを探す。市街地では毎回迷う。同行二人の地図では辿り着けないと学習していたので、ポータブルナビを取り出してホテルを探す。それでも15分ほどは彷徨ったか?ようやくホテルに到着した。時間は午後2時。昼食もまだだったので街に出て探索することにした。アーケード内のラーメン屋でラーメンを食べる。アーケードを抜けると道後温泉駅が見えた。


道後温泉駅


おもむきの有る建物は明治時代を感じさせる。文明開花ってな感じです。道後温泉駅は坊っちゃん列車が有名。坊っちゃん列車を一目見ようと時刻表を確認する。次は、15:51に来るようだ。時刻は午後2時半、まだまだ時間があるので松山城を観に行くことにした。

道後温泉パンフレット 道後温泉パンフレットの地図 護国神社の鳥居松山市内を走る列車

大洲のときわ旅館でいただいた道後のパンフレットを片手に護国神社方面に・・・ 護国神社を右に愛媛大学の前を通る・・・ 途中、松山城が見えていたのだが、・・・ 見えなくなった。ナビを持ってくれば良かったよ~! 雨もポツリポツリと降り始める。どう歩けば松山城に行けるのか?しばらく地図と格闘しながら歩いたが・・・ 諦めた。お遍路中だ、下手に体力を使うのはよそう。道後温泉駅に戻る。

放生園の足場 坊っちゃんからくり時計聖徳大使道後温泉碑文 坊っちゃん列車

まだ、坊っちゃん列車までは時間がある。駅前にある広場、放生園(ほうじょうえん)の足湯に浸かる。気持ちい~い。お遍路で疲れた足を癒してくれた。近くには、坊っちゃんからくり時計が。そうこうしていると坊っちゃん列車がやって来たではないか!もう、こんな時間?!足湯が気持ち良すぎてシャッターチャンスを逃してしまったよー。坊っちゃん列車の写真・・・ 撮れなかった。残念!!松山・道後温泉観光これにて終了。

ホテルに戻って部屋の風呂に入る。せっかくだから道後温泉に行けば良かったかな。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

28日目 第45番札所岩屋寺(いわやじ)、第46番札所浄瑠璃寺(じょうるりじ)、長珍屋

28日目は古岩屋荘に荷物を預けて第45番札所岩屋寺(いわやじ)を納めて、第46番札所浄瑠璃寺(じょうるりじ)へ向います。

古岩屋荘 岩屋寺へ県道12号線 岩屋寺参道入り口 岩屋寺参道に見つけた菅さん

朝7時、今日は晴天。古岩屋荘のフロントに荷物を預けて岩屋寺に登ります。ここの参道も結構長いです。途中にあった売店に菅直人さんの写真を発見。歩いてここまで来たんだろうか?



岩屋寺山門 岩屋寺本堂 岩屋寺大師堂 岩屋寺地蔵菩薩像

7時40分に岩屋寺に到着。広い境内は山寺の雰囲気満点です。岩屋寺の納経を終える。

逼割禅定 逼割禅定2

ここの仁王門から奥の山道を登った所には、弘法大師が修行したと言う逼割禅定(せりわりぜんじょう)がある。300mぐらいらしいので「ちょっと行ってみよう。」と、登り始める。それらしき物を見つけた・・・ が、どうやって行けばいいのだろう。まだ、登るのだろうか?遠くから写真におさめる。とりあえず見ることが出来た。と、いうことで次へ進む事に。岩屋寺を下りて旅館へ戻る。

古岩屋荘から次の札所浄瑠璃寺までは27km。納経所に間に合うか?今日も微妙な時間になりそうだ。午前11時、大寶寺近くの物産館みどりまで戻って来ました。うどんは昨日食べたので、もう少し先のコーナンでパンを購入し、コーナンのベンチで昼食。ここで今日の宿、長珍屋を予約した。ここからは国道33号線を歩き三坂峠を登ります。三坂峠を越えるといよいよ松山市です。昼食を食べ終えて国道を歩く。今日は梅雨に似合わず晴天。気温が上がり思った以上に体力が奪われる。三坂峠を登り切り今度は峠道を下る。草が刈られてて道は歩きやすい。しばらく歩くと休憩所に一人おじさんが休んでおられた。草刈り機が置いてある。「昨日は大寶寺の遍路道を刈って来たよ。」どうやらボランティアで遍路道の草を刈ってくれてるみやいだ。ご苦労様です。ここで少し休憩。ここの峠道は結構長い下り坂だ。とりあえず接待所坂本屋を目指し歩きだす。水筒の水がなくなる。ようやく峠道を抜けた。しばらくして坂本屋・・・閉まってた。この時期、お遍路さんが少ないからか!?水を補給したかったのだが。まだまだ下り坂が続く。つま先が痛い。

網掛石 あみかけ大師

午後3時頃、番外霊場網掛石前のベンチで休憩。今日は本当に暑い。「自販機は無いのか?」水切れで喉はカラカラ、完全にバテバテです。ここからしばらく歩き、やっと自販機を見つけ生き返りました。500mlのペットボトルを2本買って、一つは水筒へ、もう一つをガブ飲みします。浄瑠璃寺まであと少し。

午後4時頃に浄瑠璃寺の門前の宿、長珍屋に到着。なかなか大きな旅館です。若いお姉さんに部屋へ案内されました。今日はこれで終わる予定でしたが、早く着いたので荷物を置き浄瑠璃寺へ。


浄瑠璃寺本堂 浄瑠璃寺仏足石 浄瑠璃寺一願弁天浄瑠璃寺の亀

ひさしぶりに町中のお寺です。とても楽に参拝できました。ここの所、山寺続きだったもんなぁ。ここの仏足石には履物を脱いで乗ることができます。交通安全のご利益があるそうです。浄瑠璃寺を納めて旅館に戻る。

旅館長珍屋 旅館長珍屋夕食

今日の宿泊客は僕とご夫婦のお遍路さん、そして九州産業大学テニス部の団体。ご夫婦のお遍路さんとは食事を一緒にいただいた。車で回ってるそうだ。テニス部の方とは会う事はなかった。本当に泊まっていたのだろうか?靴はあったが・・・ 姿は見えず。

どおりで暑いはずだ!今日は猛暑日だったらしい。明日は5カ寺を納めます。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

27日目 第44番札所大寶寺(たいほうじ)、古岩屋荘

27日目はふじや旅館をスタート。第44番札所大寶寺(たいほうじ)を納めます。

出会橋

朝7時、曇り空の中を歩き出す。新真弓トンネルを抜けて久万高原へ。ここでまた地図を見ていなかった。トンネル手前で畑峠の方に入ってしまう。引き返していると40分ほどロスしてしまった。疲れた!トンネル入り口にある休憩所で一服することにした。ここに張り紙が・・・「農祖峠は雨が降ると危険!」みたいな事が書いてある。雨は降っていないが、昨日はかなり降っていたなあ。不安になりコースを変更することにした。距離は伸びるが安全第一。農協前から大師堂まで県道42号線を通り、鴇田峠を越える鴇田峠遍路道へ。ここは緩やかな坂道が続きます。ここを抜けて久万高原町内に入る。高原と言うぐらいだから、ど田舎を想像していたのですが予想に反して結構な街並みです。6時間ほど歩いて大寶寺に到着した。

大寶寺山門 大寶寺参道 大寶寺仁王門 大寶寺本堂

山門を潜る。ここから仁王門まで長い参道が続く。バス遍路の団体さんも歩いて参道を登っていた。駐車場からもかなりの距離がある。やっとの思いで本堂に到着。参拝を済ませる。これで四国遍路の半分を制覇。札所の数でも折り返し地点を向えた。納経を終えて駐車場まで戻ってくる。すると一台の車が止まり窓が開いた「上には駐車場はないのですか?」歩き遍路の僕に聞くか?少しは歩けよ。と思いつつ「ないですよ。」と答えた。実は上にも駐車場はあるみたい・・・本当に知らなかった。悪気はない。クーラーの効いた車の中から聞かれたので、すこしムッとはしたが。

物産館みどりのみどりうどん定食

駐車場から右へ、第45番札所岩屋寺(いわやじ)へと向う。県道14号線に出た所に物産館みどりがある。ここの食堂て昼食をいただく事にした。麺が緑色のみどりうどん定食。ここで今日の宿、和佐路に電話する。が、・・・ 今日は外出するので休業するとの事。その先の古岩屋荘に泊まる事にした。岩屋寺まで行けるかも。すでに午後2時を回っている。ここから岩屋寺までは9km程度。とりあえず歩き出す。県道14号線は緩やかな登り坂で歩きやすい。途中、遍路道もあるが、どんな道か分からないので国道を通る事にした。

古岩屋荘

緩やかな坂道がダラダラと続き午後4時頃、古岩屋荘に到着した。ここからだと岩屋寺の納経時間に間に合いそうにない。岩屋寺には明日行くことになった。ここのお風呂は温泉だ。部屋に荷物を置いて温泉に入る。そして食堂へ。そこには・・・なんと野宿遍路Iさんがいるではないか!

「やっぱりココまで来たか。岩屋寺は打って来たぁ?」とIさん。
「いや、さっき着いて風呂に入ったとこ。岩屋寺には行けなかったよ。道、間違えてさあ・・・。今晩はココに泊まるの?」
「いや、食事と温泉にだけ入って、この近くで野宿するよ。」
ここ古岩屋荘は宿泊しなくても温泉に入れて、一階のレストランでも食事ができる。

「トンネルの前の休憩所に農祖峠は雨が降ると通れないみたいな事、書いてあったよねぇ。」とIさん。
「書いてあった。だから、鴇田峠の遍路道を通って来たよ。」
Iさんも同じく鴇田峠の遍路道を通って来たらしい。「大寶寺からココまでの遍路道も通ったよ。意外と歩きやすかった。」僕は県道14号線を歩いたけど遍路道を行ってもよかったかな。

食事を終え僕は部屋へ、Iさんは温泉へと向った。部屋に戻ってしばらくしてもう一度温泉に入る。Iさんがちょうど上がって着替えていた。腰の辺りが真っ赤になってて、とても痛そうだ。「体中が痛い!」とIさん。野宿遍路は大変そうだ。あれ背負って岩屋寺を登ったのか・・・。重い荷物を背負い脱衣所を出て行った。

明日は古岩屋荘に荷物を預けて岩屋寺を納めます。岩屋寺から次の札所までは30km以上。また長い道のりです。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

26日目 ~久万高原手前、内子町(旧小田町)、ふじや旅館

26日目は大洲市ときわ旅館をスタート。第44番札所大寶寺(たいほうじ)までは47km。内子町で一泊して明日、大寶寺を目指します。

ときわ旅館朝食 水没MP3プレイヤー

朝起きてMP3プレイヤーの電源を入れる・・・動かない。ここで完全に諦めた。食事をいただき朝7時に旅館を出る。今にも雨が降りそうな空。まずは、目指すは十夜ヶ橋(とよがはし)。弘法大師が野宿修行をした場所です。国道56号線を通り大洲市街地へ。

十夜ヶ橋2 十夜ヶ橋3 十夜ヶ橋 十夜ヶ橋4

午前8時、国道56号線上に十夜ヶ橋があった。思っていたより小さな普通の橋だ!車の交通量も多い。橋下に下りると横になった弘法大師の姿が。ここで寝るのは無理だな。昔の方が静かで寝れたんじゃないかなあ。橋の近くには永徳寺。野宿お遍路Iさん、ここの通夜堂に泊まったのだろうか?

大洲市から内子町へ。本町通りの美しい街並みを抜けて、午前10時頃に道の駅からりに到着。休日のせいか道の駅は人で一杯だった。ここを過ぎると食べる所がない。でも、昼飯には早すぎるしゆっくり休憩もできそうもない。道の駅からりを後にする。しばらく歩いて小さな店でパンを買って、腹ごしらえしているとIさんがやって来た。

「道の駅で追い抜かれたよ。気付かなかった?昼飯を買っていたんだけど・・・」
「そうなんだ。気付かなかった。昨日は十夜ヶ橋に泊まったの?」
「十夜ヶ橋(永徳寺)の通夜堂に泊まったよ。朝5分ぐらい草むしりして出てきたよ。」
結構、律義な方でした。僕はまだ食事中。Iさんは道の駅で休憩していたらしく先に行ってしまった。パンを2個とコーラを飲み干し、いざ出発。すると、なんとかもっていた天気が崩れ、雨が振り出した。しばらく歩くとIさんが雨宿りしていた。そこはお遍路無料宿、中には布団も用意されている。「電話はしないでください」とあった。勝手につかってね。って事らしい。

「今夜はどこに泊まるの?」
「まだ、決めてないけど。小田あたりで探そうかと。」
「それじゃあ、農祖峠を通るんだね。どっちがいいのだろう。」
ここで地図を確認。大寶寺に行くには農祖峠遍路道と鴇田峠遍路道がある。農祖峠の方が標高は低いが勾配が急。鴇田峠の方は勾配は緩やかで楽そうだが宿がない。手前で宿を取ると午後2時頃には本日終了となってしまう。
「やっぱりこっち(農祖峠)だよね。道の駅もあるみたいだし・・・。」
Iさんは小田にある道の駅せせらぎで野宿する予定らしい。僕も今夜の宿を予約する。雨も弱まりIさんと別れ再スタート。

国道379号線を歩く。午後2時頃から大雨になった。ずぶ濡れになって旧小田町へ。今日は素泊まり。途中、Aコープによって夕飯と朝のパンを買い宿へ向う。午後4時、今日の宿、ふじや旅館に到着。明日は久万高原へ登ります。峠道も通るので雨が心配です。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。