みちしるべ2

元トヨタ期間工の世界一周旅行記、他

旅行記/歩きで四国遍路/高知編

17日目 第37番札所岩本寺(いわもとじ)、民宿村の家

17日目は第37番札所岩本寺(いわもとじ)近くの宿へと向かいます。時間があれば岩本寺を納めます。

柳屋旅館

朝7時、昨日買ったパンを平らげ柳屋旅館からスタート。ここから次の札所岩本寺までは34km。順調にいけば岩本寺まで納めることが出来ます。今日も晴天。国道56号線を歩く。旅館を出て一人のお遍路さんを追い越します。50歳ぐらいの男性です。しばらくするともう一人。今度はキャリーバックをコロコロ転がすお遍路姿が・・・ とても違和感があります。60歳前後(?)の男性です。いきなり新たな二人の歩き遍路に出会えた。今日は珍しいな。

国道56号線はクルマ道。途中からは普通、歩きのお遍路さんは大坂谷の底を通る大坂遍路道を通るのですが・・・。「近道こちら→」という道しるべに騙された!国道は日陰がなく蛇行したアスファルトの道の緩やかな登り坂。木陰のある遍路道の方が若干涼しいはず。今日みたいに晴れた日に歩くには正直シンドイ。何であんな道しるべがあるんだ!?近道でもなんでもないじゃないか!国道56号線を歩き七子峠を越える事となった。やっぱりキツイよ~この天気。熱中症になりそうだ。ダラダラと坂を上り旅館から4時間で、七子峠を攻略。

ドライブイン七子茶屋 アンバサ

ここ七子峠の頂上にあるドライブイン七子茶屋で昼食を予定していたのだが・・・ 定休日。ドッドーと疲れがでた。自動販売機でジュースを買ってベンチで少し休憩する。ここに懐かしのアンバサを発見。僕が高校生の頃に流行ったなぁ。「右手に缶コーラー♪、左手に~は♪白いアンバ~サ♪」て、まだ売ってたんだ。懐かしさのあまり買って飲む。が、四国ではアンバサは珍しくはなく、この先何度も目にすることになる。そうこうしていると追い抜いた二人のお遍路さんが相次いでやってきた。「近道、に騙されたよ!」と50歳ぐらいのお遍路さん。先を急いでいるのか休憩せずにサッサと行ってしまった。次にコロコロ、キャリーバックのお遍路さん。どうやら野宿をしているらしい。「あなたも近道に騙されたのですか?」と聞くと、「そうだったの。やっぱり他にも道があったのか?!」どうやら騙されたわけでもないらしい。かなり長い間休んでしまった。ここからは下りです。再び国道56号線を歩き出します。

椿食堂 椿食堂のきつねうどん

午後1時、椿食堂で昼食。ひさしぶりにうどんをいただきました。



道の駅あぐり窪川

午後2時40分、道の駅あぐり窪川に到着。このペースだと十分、岩本寺まで打つことができます。今日、泊まる宿は岩本寺近くの民宿村の家。午後3時30分に民宿に到着。外観は大丈夫か?と言うぐらいの古い建物ですが、中は意外ときれいでした。すでに一人、お遍路さんがチェックインされていた。荷物を部屋に置き岩本寺へ。

岩本寺山門 岩本寺本堂 岩本寺大師堂 岩本寺円堂

岩本寺は5体のご本尊を祀るめずらしいお寺です。不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来と地蔵菩薩。ご真言を唱えるのも大変。オールスターです。本堂、大師堂と読経を納め納経所へ。「歩いて回ってるの?雨、大変だったろ。」と納経所のおばちゃんが話かけてきた。「この前の雨の日は大変でした。でもまだ遍路を始めて2日ぐらいしか、雨の日はないんですよ。」「へぇ~、あんた運がいいよ。」とおばちゃん。そうだよね。17日間で雨の日は2日ぐらいだもん。ご朱印をいただき民宿へ帰ります。今日も素泊まり。途中、コンビニで夕食と朝食のパンを買って帰りました。

部屋でコンビニ弁当を食べて風呂へ。「洗濯物はこのカゴに入れといてください。洗濯いたしますから。」と、お接待で洗濯をしていただきました。ありがとうございます。

次の第38番札所金剛福寺(こんごうふくじ)までは80km。おそるべし修行の道場、高知県。明日は一日歩きです。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

16日目 第36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)、柳屋旅館

16日目は昨日納め損なった第36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)を納めます。

国民宿舎土佐屋上からの朝日 国民宿舎土佐屋上からの太平洋

昨晩泊まった国民宿舎土佐は屋上に登ることができます。今日の天気は晴れ。屋上に登り、朝日を眺める。眼下には無限に広がる太平洋。暑くなりそうだなぁ。6時30分、食事を済ませ温泉へ。朝風呂なんて贅沢。8時に旅館を出て青龍寺へと下って行く。そう、ここはお寺より高い位置にあるお宿。しばらく下ると昨日見つからなかった奥の院とを結ぶ遍路道が・・・あった。雨の日は視界が狭まる。来る時はなかったぞ!(そんなわけはない。)急な下りの遍路道を通って青龍寺へ。旅館から出て15分ほどで青龍寺の山門の脇に出た。こんなに近かったのか!

青龍寺山門 青龍寺本堂 青龍寺の不動明王 青龍寺三重塔

青龍寺を納めて次の第37番札所岩本寺(いわもとじ)までは60km。今日中に着くわけもなく本日の参拝は終了。あとはひたすら歩くだけ。

宇佐大橋 宇佐大橋3 宇佐大橋2

横浪スカイラインを通るコースは結構アップダウンがありキツイらしい。ここは打戻りで宇佐大橋まで昨日歩いた道を戻ります。「こんなとこ通ったっけ?」雨の日と晴れた日では見る景色が全然違って見えます。そして、宇佐大橋。ここからの景色は絶景でした。

宇佐大橋を渡り、渡り舟や釣り船が並ぶ浦ノ内湾沿いの県道23号線を歩く。昨日の雨がウソのような晴天。気温も上がり真夏日に!水筒にペットボトルのお茶を何度か買い足して、だらだらひたすら歩きます。途中、飲食店もなく、お昼は食べずじまい。「郵便局はないだろうか?」持ち金も少なくなり郵便局を探しながら歩く。高知は簡易郵便局が多いみたい。カードしか持って来てない僕はATMのある局でしか引き出せない。ちなみに普段はセブンイレブンのセブン銀行を使っている。全国どこにでもあるから便利だ。て、・・・ 四国にはセブンイレブンがない。お遍路には郵便口座は必須です。ようやく須崎市内までやって来た。すると前方50mほどに静岡の野宿お遍路Iさんが歩いているではないか!この先の道の駅で野宿するのだろう。僕はとりあえず郵便局へ。郵便局ではお金を下ろし、使わない荷物を家に送ることにした。1kgぐらいは軽くなったか?だいぶ楽だ。お金も下ろし今日泊まる柳屋旅館へと向います。

柳屋旅館

夕方5時頃、柳屋旅館に到着。ここは素泊まりです。高知に入って「お遍路は素泊まりだ。」て事に気付いた。旅館の食事は当然地元の名物、自慢の料理を出してくれるのだが・・・ 高知に入って「鰹のタタキ」ばっかりだ!たまにはカレーやハンバーグも食べたい!一泊二日の観光旅行だとそれでいいのでしょうが。40泊もする四国遍路の旅。豪華な食事は毎日食べてると飽きてきます。家庭料理がいいですね。ここからは近くに店がある旅館は素泊まりで泊まることにしました。お金も節約できるしね。近くのフジ内のマックで夕食。朝食べるパンを買って旅館に戻ります。

今日は暑い一日でした。明日の天気予報は曇り。少しは歩きやすそうです。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

15日目 第34番札所種間寺(たねまじ)、第35番札所清瀧寺(きよたきじ)、国民宿舎土佐

15日目は高知屋からスタート。第34番札所種間寺(たねまじ)と第35番札所清瀧寺(きよたきじ)を納めるます。雨は午前中は降ったり止んだり、午後なって降り始めドシャ降りに。梅雨遍路らしくなってきました。

雪蹊寺(せっけいじ)の門前の高知屋からスタート。70代女性のお遍路さんは一足早くスタートしてました。ちょうど雪蹊寺から重そうな荷物を背負った男性のお遍路さんが出てきた。歳は僕と同じぐらいか?見たところ野宿遍路らしい。早い参拝だな。7時前だぞ!納経所は開いていたのだろうか?彼の少し前を歩いて、次の札所種間寺へと向います。しばらく歩いていると後ろから軽自動車が。「プッ!」と軽くクラクションを鳴らし僕の横に止まった。見ると高知屋の女将さんだ。

「部屋のカギ、もってないですか?」と尋ねられた。
「カギなら出るときにフロントに返した筈ですが。」
「みやたらないんです。何処か別の所に置いたりしませんでしたか?」
「トイレに行くとき。トイレの前の窓の所に置いたかも。」
「確認してみます。」と、帰っていった。
チェックインした時、カギは部屋の中に置いてあったけ。フロントに返すんじゃなく部屋に置いて出るのが正解だったか。
そうこうしてる内に野宿遍路の方に先を越されてしまった。重い荷物を背負って前方を歩く野宿のお遍路さん。大変そうだなと思いつつ歩く・・・しばらくして追いついた。ここは軽く挨拶を交わすだけ。「お先にー。」と、先に行かせてもらった。

種間寺入り口 種間寺本堂 種間寺大師堂種間寺子育観音

午前8時頃、種間寺に到着。ここで先に旅館を出ていた女性のお遍路さんとすれ違う。「お早いですね。」「荷物が少ないもんで・・・。」と、とても70代とは思えない健脚ぶりだ。ここには子育観音を祀った鐘楼のような形の観音堂があります。周りには底を抜いた柄杓が奉納されている。安産祈願らしい。それじゃあ、安産観音じゃないの? 種間寺を納めてしばらくベンチに座って休憩。まだ、雨は小雨程度。雨具をだそうか?ださまいか?迷っていると野宿遍路の兄ちゃんが追いついてきた。参拝を済ませ同じベンチで一休み。

「荷物重そうですね。」と、こちらから声を掛ける。
「野宿してるもんでテントとか炊飯の道具も入ってるから。テントはまだ2回しか使ってないけどね。」
「へえ~。大変そうですね。僕にはできないなあ。・・・ それじゃあ、お先に。」
この時は大した会話もせずに別れました。自炊しているとは筋金入りです。

次は清瀧寺。土佐市街地を通り高知自動車道の下をくぐって登った所にあります。少し雨も降ってきた。ポンチョを着て歩く。種間寺を出て1時間ほど歩くと仁淀川大橋。ここで先を歩いていた女性のお遍路さんの姿が見えた。もうすぐ追いつくな。土佐市街地に入った所で一緒になった。雨も止んでお互い雨具を脱いで一休み。
少し会話して「それじゃあ、先に行きます。お気を付けて」と、また歩きだす。市街地を抜けると田んぼが広がり、そこを抜けると清瀧寺です。ここも結構登らされます。

清瀧寺山門 清瀧寺本堂と薬師如来像清瀧寺本堂 清瀧寺本堂横にある滝

午前11時、清瀧寺に到着。本堂の横には名前の由来となる滝が流れています。また、雨が降ってきました。ここではバス遍路2組と一緒になった。20人、20人の団体遍路。今までもバス遍路と一緒になる事もあったのだが・・・。晴れの日はいい、雨が降ると雨に濡れまいと、本堂と大師堂の前にはバスのお遍路さんの人だかりが出来ていた。次の参拝者の為に中央はあけて参拝をするのがマナーのはずなのだが・・・ そんなのお構い無し!マナー悪いです。人を掻き分けてお賽銭を入れ読経。清瀧寺の参拝を終えました。土佐市街地で別れた女性のお遍路さんも到着。かなりお疲れの様。ここは戒壇めぐりができます。バス遍路の方に混じって体験させていただきました。
ここで今日泊まる予定の汐浜荘に電話をする。「今日は病院に行くんで休みます。」って、予定が狂った。ここから汐浜荘までは12km。余裕でゆっくり休んでいたのに・・・休業だあぁ!! 国民宿舎土佐まで行くことになってしまった。第36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)はそのすぐ近く、うまくいけば「打てるかなぁ?」って、ゆっくりしてはいられない。急いで清瀧寺を後にした。

来た道を戻り土佐市街地へ。途中、車道を挟んでご夫婦のお遍路さんとすれ違う。車道越しだったんで軽く会釈した。土佐の市街地に入ると雨が強くなってきた。そして・・・迷ってしまった。地元の方から道を教えてもらい、とりあえずショッピングモールのサニーマートを目指すことに。着いたのは午後2時、サニーマート内のマックで遅い昼食を済ませる。雨がまた強くなった。県道39号線を歩く。

大師の泉 大師の泉2 大師の泉3

午後3時を回ったところで、なんとか塚地峠の登り口前の塚地休憩所まで辿りついた。この頃にはドシャ降りの雨。ここに大師の泉を発見。この雨の中、水車を掃除されていました。ご苦労様です。すこし休憩して塚地峠を登ります。峠道はこの雨で川と化していました。「700m」、ここには峠頂上までカウントダウンする案内が100mごとに設置されています。600m、500m・・・300m・・・登りの峠道で雨の量はピークに・・・100m・・・100m、増えた!頂上過ぎると増えていく。ここからは下りだ!・・・300m・・・500m・・・700m・・・900m・・・どこまで行くのか?1200mだったかな?ようやく塚地峠を攻略。雨は小降りになってきた。

宇佐大橋 宇佐大橋2

県道23号線に入りしばらく歩くと、見えてきた宇佐大橋だ!午後4時30分、宇佐大橋を渡る。青龍寺までもう少し。海岸沿いを歩いて行くとお遍路宿三陽荘が見えてきた。送迎用のマイクロバスが止まっており、とっても大きな旅館です。ここにすれば良かったかな?ここの横から青龍寺への遍路路が延びています。納経時間に間に合うかな?ここまで来たら行くしかない。いざ、青龍寺へと急ぐが・・・ 間に合わなかった。午後5時15分着。あきらめて国民宿舎土佐へと向う。ここから奥の院不動堂へ向う遍路道があるはずだが・・・見つからなかった。そこを通れば旅館まで近いのに。仕方なく来た道を戻り車道を歩く。さらにこの国民宿舎、青龍寺より高い所にある。今日一番の難所だ。フラフラになりながら旅館に着いたのは夕方6時30分。すぐに夕食です。

部屋に荷物を置きグッショリ濡れた服を着替え、すぐに食堂へ。食堂からは太平洋が見渡せます。「冬場の空気が澄んだ日には室戸岬と足摺岬、両方見ることが出来るんですよ。」と旅館のスタッフ。食事を終えて風呂に入る。ここはやっぱり展望露天風呂。太平洋を見ながらの風呂は格別です。展望露天風呂をひとりで独占していると、ひとりのおじさんが入ってきた。「ここまで歩いて来たの?若い人は元気だね。」って、どこかでお会いしましたっけ?!「清瀧寺に向う途中すれ違った・・・。」あっ!あの時すれ違ったご夫婦のお遍路さんだ。バスなどの公共交通機関を使って回ってるらしい。風呂から上がって部屋に戻るとまた知った顔が。今日の朝出会った野宿遍路の兄ちゃんだ。ここは相部屋だと素泊まりで2500円で泊まれるらしい。8人の相部屋なのだが、他に相部屋の宿泊客がいない為、独り占め。部屋にお邪魔し、しばらく話をする。

静岡県から来たIさん。前にも書いたとおり野宿でお遍路を回っている。6月25日からスタートしたって言ってたかな。昨日は雪蹊寺の通夜堂で一夜を過ごしたのだとか。「通夜堂借りるのに30分もトイレ掃除させられたよ。」だって。歳は同じぐらいと思っていたけど若干年上みたい。そうこうしゃべっていると、またまた見た顔が・・・ 昨日、宿が一緒だった70代女性のお遍路さんだ。ここまで歩いて来たのか!?

「すごいですね。ここまで歩いて来られたんですか?」と僕。
「はい。すごい雨でしたね。途中、バスを使ってズルしちゃいましたけど。」
「塚地峠を超えてきたんですか?」とお遍路Iさん。
「いえ、トンネルを通りました。」
「私もトンネル通ってきましたよ。雨が降ってたんでトンネルの中が快適で歩き易かったですね。」
二人ともトンネル通って来ていた。峠越えをしたバカは僕だけか!
「僕は塚地峠の遍路道を通って来ましたよ。休憩所から入るヤツ。道が川になってて大変だった。」
「私も迷ったんですけどね。出来れば遍路道を行きたかったんですが。雨も強くなって荷物もあるし・・・ 塚地峠は難所と聞いてたから。」
Iさん、正解です。雨の日はなるべく峠道は避けましょう。

部屋に戻り濡れた服をコインランドリーで洗濯。新聞紙がなっかたので部屋のティッシュを靴に詰めて乾かす。明日の準備はOK。今日は予定より少し先に進んだので明日の朝はゆっくりしよう。ここは朝7時から温泉に入れる。明日は温泉に浸かって朝8時にここを出る事にしました。これにて就寝。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

14日目 第32番札所竹林寺(ちくりんじ)~第33番札所雪蹊寺(せっけいじ)、高知屋

14日目はホテル土佐路たかすからスタート。第32番札所竹林寺(ちくりんじ)から桂浜公園を通って第33番札所雪蹊寺(せっけいじ)までを納めます。

土佐路たかす 牧野植物園

昨日買ったパンを口に突っ込み朝7時、ホテルを出発。どんより曇り空です。四国地方は昨日梅雨入りしました。雨が降ってないだけマシか!むしろ曇っていた方が歩きやすい。五台山を登り牧野植物園内を通って竹林寺へ。普通に通っていいのだろうか?花が咲き乱れる園内を抜けて、午前8時頃に竹林寺に到着。

竹林寺山門 竹林寺本堂 竹林寺五重塔竹林寺地蔵菩薩像

「夜はライトアップされるのかな?」遠くからも見える赤い五重塔が美しい。竹林寺を納めて次は第32番札所禅師峰寺(ぜんじぶじ)。下田川沿いの道をしばらく歩く。五台山の急な下り坂を降りたら、後は平坦な道です。振り返ると竹林寺の五重塔が小さく見えます。

禅師峰寺山門 禅師峰寺本堂 禅師峰寺十一面観世音菩薩像 禅師峰寺からの展望

高知市街から離れて禅師峰寺へ。ここからは高知の港が見渡せます。遠くには桂浜が見えるはずなのですが?あいにくの曇り空。見ること叶わず・・・。禅師峰寺を納めました。

次の札所雪蹊寺へ行く前に、桂浜へ坂本龍馬像を見に行きます。普通にフェリーに乗って浦戸湾を渡るコースを選ぶと桂浜にはいけません。浦戸大橋を渡る桂浜公園コースへ。でも、あとでおもい知った。お遍路姿でしかも荷物を背負っての観光は無謀だって事を。先に雪蹊寺を打って宿に荷物を置いて行けば良かった。

国道14号を歩く ドライブインかつを船 ドライブインかつを船のミンチカツ定食

県道14号線を通り桂浜へ。高知新港の横を通ってちょうど昼時、昼食を予定していたドライブインかつを船に到着した。ここは、かつおのタタキか?・・・いや、ミンチカツ定食で腹ごしらえ。今晩、旅館で出てくるよ。絶対!「歩き遍路かい?兄ちゃんエライねぇ。何処から来たの?」と声を掛けられた。またエライって言われたよ~。「失業中でして・・・。」と返す。桂浜までもう少し。

浦戸大橋 浦戸大橋2 浦戸大橋からの展望

次は浦戸大橋。ここは歩道が「なんでー!」て言うほど狭い。おまけに金網が張りめぐらされてセッカクの景色が・・・。浦戸大橋を渡ると桂浜です。

桂浜の坂本龍馬記念館 桂浜公園からの太平洋

午後1時、桂浜公園に到着。何かイベントでもやっているのか?平日と言うのに観光客が多かった。「坂本龍馬はどこだー!」公園内を探索。奇抜は形をした坂本龍馬記念館を通り ・・・ バス乗り場、横にはお土産屋に売店。龍馬はどこに居るんだ?!「おっ!お遍路さんや。どっから来たと?」と九州の方から声を掛けられた。カメラ小僧ならぬカメラ老人?(失礼)50~60代後半でカメラ片手の10人ぐらいの九州から団体さんだ。「佐賀からです。」「おお。佐賀からか。うちにも佐賀からひとり来とるよ~。」と、佐賀の人を紹介してくれた。「歩いて回っとるとぉ?大変だね!かんばって!」と励まされ、「写真いいかな?」と写真も取られた。とにかくお遍路姿は目立ちすぎる。売店の横から桂浜海岸へ。人が多い。高知名物アイスクリンを売っている。そして、ようやく龍馬に会えた。

桂浜の坂本龍馬像

坂本龍馬が太平洋を見つめている。「逆光だ!綺麗に写らないな?」観光客のあちらこちらから「逆光だぁ~」と嘆く声が聞こえてきた。天気はよくなり晴天、完全に逆光でした。とりあえず写真におさめ、懐かしい味のするアイスクリンを食べながらベンチで休憩。人ゴミに疲れた。この時、初めて先に宿に行くべきだったと失敗に気づいた。まだ午後1時半、時間はタップリあるのだが・・・リックが重い。これ以上、探索する意欲をなくし、お遍路に戻る事にしました。雪蹊寺へ!

県道14号線から離れ狭い裏道(?)へ。本当にこの道でいいの?道しるべも少なく迷いこそしませんでしたが不安な道中でした。午後3時前。早くも今日の宿、雪蹊寺の門前にある高知屋に到着。店前ではアイスクリンを売ってます。「予約してた者ですけど・・・。早いですけど入れますか?」「はい、どうぞこちらへ。」と、アイスクリンを売っていた若いおねえさんが部屋に案内してくれました。荷物を置いて目の前の雪蹊寺へ。

雪蹊寺本堂 雪蹊寺本堂と大師堂

午後3時30分、雪蹊寺を納めました。早いよ、時間がアマリ過ぎです。天気にも恵まれたのに・・・。失敗でした。

高知屋夕食

雪蹊寺の門前の高知屋は評判のいい旅館です。僕のほかにもう一人、70代女性のお遍路さんが泊まっていらっしゃいました。区切りの歩き遍路だそうです。お元気ですね。夕方6時に夕食。そしてヤッパリ出たよ。かつおのタタキ!しかも、どんぶりに! どんぶり入りのかつおのタタキは、この旅館の名物でメチャクチャ美味しかった。ぜひご賞味あれ。

今日は、朝こそ曇っていましたが天気は回復。観光日和だったのですが・・・。お遍路中の観光はヤッパ難しいと言うことで本日終了です。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

13日目 第28番札所大日寺(だいにちじ)~第30番札所善楽寺(ぜんらくじ)、ホテル土佐路たかす

13日目は丸米旅館からスタート。第28番札所大日寺(だいにちじ)から第30番札所善楽寺(ぜんらくじ)までを納めます。そしていよいよ梅雨入り。これから雨の日が増えそうです。

丸米旅館朝食

6時30分、朝食は、ひとりでいただきました。皆さん朝弱いようで・・・。7時に旅館を出発。今日は雨が降っています。お遍路を始めてはじめての本格的な雨。ポンチョを着て歩きます。

大日寺山門 大日寺本堂 大日寺大師堂

40分ぐらい歩くと大日寺に着きました。雨の中での参拝です。大日寺を納めて次は第29番札所国分寺(こくぶんじ)。

あじさい

途中、アジサイが綺麗に咲いていました。今年は梅雨入りが遅れていましたが、今日にも梅雨入りです。お遍路もいよいよシーズンオフ。宿も休業してたりするので注意が必要です。大日寺から5km歩くと松本大師堂。ここはお遍路さんの休憩所にもなってます。地元の方でしょうか。休んでおられました。「ここの大師堂は地元の人の寄付で建てたんですよ。」最近できたのでしょう。まだ、真新しい大師堂です。しばらく世間話をしていると年配のお遍路さんがやってきた。シーズンオフとは言え、週末はお遍路さんが多くなる。金・土曜日は遅くても午前中に宿に予約を入れないと泊まれなかったりするので要注意だ。

「今日は何処に泊まるの?高知市内だろ。」と地元の方。
「まだ、決めてないんですよ。」
「高知市内だったらホテル土佐路たかすが安いよ。素泊まりで4980円。」
まあ、高知市内を考えると安いのかな?今日はここに泊まることにしました。
「明日は33番まで行くんだろ。門前にある高知屋がおすすめね。次は、36番の青龍寺の近くの国民宿舎土佐がいいよ。展望露天風呂からの景色は絶景。私もよく利用する。」
と、宿の情報を地元の方から教えてもらいました。

後から来たお遍路さんが先にスタート。雨は小降りに・・・。ポンチョを脱いで歩きます。雨は中途半端に降ったり止んだり。

国分寺山門 国分寺本堂 国分寺本堂2 国分寺酒絶ち地蔵

国分寺に着くころには雨は完全に止んでました。このまま降らなければいいのですが・・・。国分寺を納めて次は善楽寺です。12時を過ぎました。が、飲食店がなくダラダラ歩き高知市に入ります。

善楽寺山門 善楽寺本堂 善楽寺仏足石

午後2時に善楽寺に到着。今日はこれで終了です。善楽寺を納めてホテルへと向います。

雨が上がって曇り空。高知市街地に向け歩き出します。県道44号線を南下、腹減ったぁー!目の前にうどん屋とラーメン屋が!!ここは迷わずラーメン屋へ。九州人はやっぱりがラーメン好き。腹も膨れ今日のお宿のホテル土佐路たかすへ。ここは遍路路から外れています。そして苦手な市街地です。徳島市街地で迷った記憶が蘇ります。そして・・・、やっぱり迷ってしまった。何とかかんとかホテルに到着。



土佐路たかす

ここはビジネスホテルで素泊まり。近くのスーパーで夕食と朝食用のパンを買い、部屋で一人さびしくいただきます。ここのホテルは、なかなかサービスがよくて、コーヒーや飲み物がセルフサービスですが無料。ロビーにはパソコンが置いてありインターネットが無料で利用できます。レンタサイクルもあるみたいです。

今日、遅れていて梅雨がとうとうやって来ました。四国地方、梅雨入りです。



*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。